2025年04月21日

多発しています (4/21 鳥)

BUNNY GRASSです。






昼夜の寒暖差がすごーく出ています。

こういう時は病気が多いもの。

なかでもここ数日は

鳥たちの卵詰まりが続発しています。










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ややこしいですが

卵を産むこと自体は病気ではありません。

それなのに急患となりえてしまうのが怖いのです。

そして正常な産卵しか経験していない家庭だと

緊急性が高いことと思いにくいという点も

注意しなければいけません。




対処法は色々とありますが

迅速に決定していかなければ命の危険すらありえます。

まずは受診をおすすめします。






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2025年04月20日

さわれなくてもよーーく見る (4/20 鳥)

BUNNY GRASSです。








ブンチョウやキンカチョウなどの仲間で多いのは

ときに繊維状のものが足に絡んでしまう

絞扼事故

なるものが発生します。






あしにひもが絡まって

ぎゅーーーーーーーーっと

締まっていってしまい

血行が遮断されて

先端が壊死してしまう現象です。





カモメやサギなどの釣り糸に絡まる事故を

ニュースで見たことがある方もいるでしょう。

あれです。





これ、進行してしまうと治すすべがありません。

とにかく早期対策が必要なのです。




ケージ内に繊維なんてないよ



と思われても注意が必要。




放鳥中に部屋の中に何かあるかもしれません。

過去によくあったものでは

家族の髪の毛

なんてこともありました。

一例二例ではなく、もはや多いくらいです。




インコ類でも起きますがフィンチ類の方が

発見が遅れてしまう例が多い傾向です。(当院の場合)

普段からよーく観察してください。

保定ができなくても見ることは可能です。

異変と思ったらすぐに受診をおすすめします。





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2025年04月19日

こんな脱毛は (4/19 ウサギ)

BUNNY GRASSです。





ひきつづきウサギの皮膚病。







これはどうでしょう。







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ちょっとわかりにくいですがバンザイしたウサギです。

おなか側が見えています。





あごの下のあたりとおなかの上あたりに毛がありません。

立派な脱毛所見です。

ところが皮膚自体を見てみると

腫れていたりフケが出ていたりも見られません。





非炎症性脱毛というカテゴリーに入ります。

このなかでも病気は無数にあるので

さらに皮膚病の種類を絞っていかなければいけません。






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