2018年05月12日

食べないウサギの続き (5/12 ウサギ)

BUNNY GRASSです。







昨日も記しましたが

食欲不振のウサギの来院数が多くなっています。








なかでも迅速に対応したいのがこの疾患。







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ごはんを食べません。







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おなかの半分以上が脹れあがった胃でパンパンです。

これは痛すぎて動かなくなります。




進行すると意識レベルが低下してくることもあるので

「手持ちの薬を飲ませた」

「強引に流動食を食べさせた」

などの処置によってより悪化を招くこともあります。




この病態、急性胃拡張という病名を当院では採用していますが
(当院が名付けたわけではありません)

その名称はなかなか浸透していないのが実情です。




強い痛みと循環不全、血圧の急激な低下によって体温も低下します。

進行すると主要臓器への血液供給が遮断され

多臓器不全という状態に陥ります。




「どうやってその病気だと判断すればよいですか?」




と診察室で質問を受けることが多いのですが

残念ながら私どもも総合的に判断しなければわからない病気です。

血液検査やレントゲンなどを駆使しなければならないのです。



ただし、その総合診断には重要なカギがあります。

「いつから食べていないのか」

「全く食べないのか、好物は食べるのか」

「排便はあったのか」

この情報がすごく重要です。マストです。








お気づきですか?

そう、診察台の上ではわからないことなのです。







食べているのか、便は出ているのか






なんてことない日常のことと思われるかもしれませんが

病気の時はとても大事なことです。




ご家族にしかわからない重要な情報を

伝えてもらうことで少しでも早く治療に向かえるのです。















posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(1) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする