2018年08月31日

こんな角度のレントゲン (8/31 ウサギ)

BUNNY GRASSです。








今日はウサギのレントゲン写真。







エリオットDV.jpg





これはうつぶせにして

あたまの上からとったレントゲン像です。

骨が多い場所なので解釈が難しいレントゲンなのですが

色々とわかることも多いです。












エリオットDV - コピー.jpg





あかまるが腫れている部分です。

左右対称でないことがわかると思います。

「眼窩膿瘍」という病気です。

膿瘍は重度のものになると骨が解けてしまうことがあるので

そのチェックにも重要な検査です。






黄色の矢印は鼓室胞という場所です。

耳の付け根の部分ととらえてもらっていいでしょう。

有名な斜頸の症状が出た場合は

ここをチェックすることが多いのです。

斜頸だからと言ってこの部分に必ず異常が出るとは限りません。

それがまた斜頸の診断を難しくしている一因です。



診察室でも言っていますが斜頸というのは病名ではありません。

首が曲がっているというただの症状です。

あなたの病名は「首が曲がっています」ではおかしいですよね?

ただし、病名を突き止めるのがまた難しいのです。










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2018年08月30日

暑さをのりきりましょう (8/30 チンチラ)

BUNNY GRASSです。






異常と言ってもいいくらいの今年の夏。

台風が多いし、暑さも高温すぎますよね。







今年は例年よりもたくさんの(ゆうに4〜5倍)

「エアコンが壊れたので修理まで預かって!」

という緊急の入院(?)がありました。

機械の方も連続運転で負担が大きいようです・・・

皆様もご注意ください。
(当院は必ずプロの定期メンテが入っています、入院室では命綱ですから)







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快適空間。

食欲絶好調。









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2018年08月29日

ウサギの乳腺腫瘍 (8/29 ウサギ)

BUNNY GRASSです。








乳腺腫瘍は犬猫においてはとてもよく遭遇する腫瘍の一つです。


この乳腺腫瘍はウサギでもよくみられます。

イヌやネコでは悪性良性の発生率のパーセンテージや

外科手術時のガイドライン、化学療法の適応など

たくさんのことが解明されていますが

ウサギではそのメカニズムから性質まで

はっきりしないことが多いのです。








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表面がぐずぐずになってしまい、

出血や化膿が見られることも珍しくありません。





ある程度分かっていることは

・悪性が多い

・転移が早い(その転移先は肺です)

・外科的摘出以外の治療法がない





このあたりは当院でも経験しています。

また、ウサギの第一乳腺はとんでもなく上にあるので
(ほぼ首の位置)

手術も難易度が上がることが多いのです。







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治療はできます。












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