2019年05月19日

切歯の評価は動物ごとに (5/19 ハムスター)

BUNNY GRASSです。






不正咬合という疾患は

当院では診ない日はないというほど

非常に一般的な疾患ですが

ウサギだけでなくいろいろな動物で起こります。

ここでいう不正咬合は伸び過ぎた歯によって起こるものをさしますので

肉食動物の先天性不正咬合のことではありません。




この伸びる歯のことを常生歯と呼びます。

ウサギは前歯も奥歯も伸びます。

デグーもそう。

モルモット、チンチラもそうですね。

ハムスターやプレーリードッグは前歯だけが伸びます。

リチャードソンジリスも前歯だけ。

フクロモモンガはモモンガと名前についていますが

有袋類なので歯は伸びません。切ったりしたら大変です。










さあ、ハムスター。


P1170446.JPG





何となく咬み合っているように見えます。













ところが







P1170447.JPG





こう。








上の歯が内側へ湾曲しています。

このパターンはこわい。

最終的に上あごを突き破ってしまうことがあるのです。

ところが悪化しないと症状があまり出てこないために

見逃されてしまうことが少なくありません。

ハムちゃんも日常的な健康診断は重要なのです。













posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | Small Mammal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする