2019年06月22日

ウサギの尿色をもう一度 (6/22 ウサギ)

BUNNY GRASSです。






ウサギの尿は

その性状の複雑さから

判断に迷うポイントがたくさんあります。




通常獣医療分野では尿検査というのは

非常に有益な情報を得ることが可能であり

容易にかつ安価で検査が実施できるため

とても有用な検査方法の一つです。






ところがウサギの場合

尿の色調が黄色から白濁色、オレンジ色、茶褐色など

正常でも様々な色調が認められるため

目視での判断が難しくなります。

特に

「おしっこの色が赤いのですが病気ですか?」

などという問い合わせには即答しづらいのです。







「赤い」というのはその人の主観ですから

獣医師目線で見ると

全くの正常所見から、ときに緊急疾患の可能性もあるのです。











ウサギの尿.jpeg




正常です。

左右どちらも正常です。












有色尿.jpeg





これも正常です。







このあたりのお話は昔から言われてきた注意事項であるため

市販の尿試験紙を使って判断するなどと

民間療法(この場合は検査)が知られてきているようです。

繰り返しやることで検査結果以上に

尿を日常的に観察する習慣が出来ますので

これはいいと思います。



ただし、身体の中で「溶血」とか「肝障害」

などの状態が起こっていると
(近年とても多いです)

偽陰性とか偽陽性とかの微妙な判定になりがちです。

これらは超緊急疾患ですから色調だけの判定は危険です。

あくまで補助レベルのツールと考え、

早めに病院に相談することが推奨されます。











posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする