2019年08月03日

小動物の熱中症を知る (8/3 モルモット)

BUNNY GRASSです。







ヒトのニュースでも連日のように取り上げられる熱中症。

獣医療でももちろんあるのですが

小動物では非常に厳しい状況になることがほとんどです。







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こんなふうにリラックスしていれば心配ありません。








熱中症は高温多湿環境下において

放熱がうまくいかず

脳の体温調節機構が壊れてしまうことで起きるのです。

その後組織の細胞が破壊され、多臓器不全となり、死に至ります。






ここで小動物ではどうなのか。

メカニズムは同じなのですが注意ポイントがあります。








まず高温多湿環境下。

ほぼ室内飼育のはずです。しかもケージ内。

ケージがこもる環境にさらされてしまっていては

動物は逃げることが出来ません。








放熱。

汗腺が発達していない動物がほとんどなので

熱を逃がすことがほとんどできません。






そしてとにかく進行が早い。

初期の症状は脱水があると定義されていますが

小動物では急速に状態が悪化していきます。



低血圧

低血糖

白血球異常

血小板減少症

肝障害

腎不全

筋肉の融解

肺水腫

昏睡

痙攣



このあたりが著名な症状ですが

はっきり言ってどれか一つだけでも

とても大変な状態です。





早期発見早期治療は必ず医療においてうたわれますが

小動物においてはとにかく未然に発生を防ぐということが

大切なのです。






posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | Small Mammal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする