日常的に診察するウサギの臼歯の不正咬合。
伸びているのを切る、削る
言葉にすれば一言なのですが
むずかしい。
当院では明確に麻酔で治療する場合と
無麻酔で治療する場合と
条件を設けていますが、
これもまたすべてが一様にはならないので
むずかしいのです。
これ。
ここが障害をもたらしています。
とがった歯が伸びて頬の粘膜を傷だらけにしています。
パっと写真だけでは
無麻酔で簡単に切れそうです。
ところがこのケースは麻酔をかけています。
このコは900グラムもない小型の個体。
さらにおさえることによって
ゼエゼエ息切れして開口呼吸になってしまいます。
麻酔よりも危険ということで
眠ってもらっている間に短時間で処置しています。
いろんなケースがあります。