BUNNY GRASSです。
もはや極寒です。
急患が相次いでいます。
ウサギでは急性胃拡張。
子宮出血(本来寒さとは関係ない)。
鳥の卵トラブル。
(かつてないほどに多発しています)
ハムスターやデグーの低体温症。
ウサギでよく
耳が冷たい
というのが
バロメーターとして紹介されているようですが
それだけでは判断基準としては乏しいです。
寒いだけでも冷たくはなるからです。
警戒しなければいけないマズい冷たいというのは
全身の循環不全による血圧の低下です。
身体の端っこである耳に血液のめぐりが
悪くなってしまった状態です。
どう見極めるのか?
ズバリ、こんな難しいこと見極めなくていいです。
循環不全によって耳が冷たくなるような状態では
ごはんを食べることができなくなります。
日頃食欲を気を付けてみてほしいというのは
ここなのです。食べているかどうかはチェックです。
耳の温度に関係なく食欲不振は見逃してはいけません。
また、重度循環不全が起きているような状態では
咀嚼をする力すら残っていないことがありますので
むやみに強制給餌をすると、誤嚥の可能性が高くなります。