2021年07月19日

ワクチンアレルギー (7/19 フェレット)

BUNNY GRASSです。








毎日のように報道で目にする耳にするワクチン副反応。












獣医療においても予防接種はありますので

ワクチンアレルギーについては教科書にも記載があります。






小動物の分野ではフェレット。

ジステンパーの予防のためにワクチン接種が推奨されています。





フェレットのワクチンアレルギーは発生率は低いとされていて

フェレットを診察する獣医師でも

「遭遇したことがない」

などということも多いほど。

それなのに犬のワクチンアレルギーよりも

ずっとずっと重篤なことがあるために

注意が必要です。






症状としては犬では顔がパンパンに腫れる

というのが有名ですがフェレットでは至極まれです。

フェレットでは虚脱・血圧低下・徐脈・血便などが見られます。








P1130829.JPG








予測は不可能ですのでもしもの対応のために

早い時間の接種が推奨されます。
(夜に発症してしまうのを防ぐため)

これが何気ない事ですがとっても重要です。





怖い話が出ましたが

ジステンパーウイルスは

フェレットでは致死率100%と言われていますので

接種はやはり推奨されます。








posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | フェレット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする