2021年11月23日

もう少し補足 (11/23 ウサギ)

BUNNY GRASSです。









ウサギの歯の治療の盲点ともいえるケース。

と言いつつもそんなに大袈裟なものではなく

見落としやすい観点です。






PB190720.JPG







歯の治療が済みました。

不正咬合による食欲不振ならば

これで治療完了のはずです。






ところが






PB190720 - コピー.JPG





歯を治療したとしても

損傷したベロの傷はその場で治癒しません。

なのでまだ痛みは継続しているということです。






ここから。







治療前は口を動かせば動かすほど

尖った歯がベロに当たります。すごく痛いです。

もちろん、治療して削った後は当たりません。






この痛みの程度で食欲が回復するコ、

傷が癒えていないからまだ食べないコ

と様々です。鎮痛剤を使ったりすることもあります。




さらに不正咬合で食欲不振の時間が長かった場合は

二次的に他の病気を発症してしまうことがあります。

代表的なのは鼓腸症や腎不全です。



こうなってしまうと歯を切っただけでは

治療は完了していません。プラスアルファの治療が必須です。









posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする