痛々しいけれども見てみてください。
知っておくことも大切です。
これが典型的な臼歯の不正咬合です。
歯の先端が鋭く伸びて刃物のようになっています。
舌がズタズタになってピンク色の組織が白くなってしまっています。
よだれがたくさん出ていて泡も見えます。
これでは食べられません。
よーく見ると伸びた歯の長さはたいしたことのない長さです。
でも傷つけてしまうとダメなのです。
このコは12歳。
臼歯の不正咬合の治療歴はありますが
なんと最新の治療記録は4年前にさかのぼります。
4年間治療せずに過ごせていたのに
突然このようになってしまうこともあるのです。
臼歯の不正咬合はさまざまなケースがあるという一例です。