2021年12月15日

ココは考えどころ (12/15 ウサギ)

BUNNY GRASSです。










教科書とかにあまり載っていないシリーズ。









男の子のウサギでは精巣の病気が知られています。

精巣が大きくなってしまうので

診断は難しくありません。



精巣というのは陰嚢という袋におさめられています。

この陰嚢がびよーんと伸びて

大きくダルダルになってしまうことがあります。

この現象、加齢に伴って大きくなることもあれば

上述の精巣腫瘍の腫大に伴って大きくなることもあります。









PC110544.JPG






この大きくなった陰嚢が肛門に蓋をするように

ふさいでしまうことがあります。

こうなると盲腸便を食べることができないので

お尻周りがぐちゃぐちゃになってしまうことがあるのです。






この場合、いくらきれいに洗っても

根本解決になりませんから

毎回毎回汚れてしまうのです。

おなかの調子が悪いわけではありません。




解決策はやはり手術、蓋をしてしまっている部分を摘出すること。



一生の問題になりうることですから

じっくりと相談してください。







posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする