非常に鑑別診断が多いウサギの涙。
(原因となる病気が色々たくさんあるって意味です)
その原因は
結膜炎や角膜炎などの眼科疾患のこともあれば
読み方は同じでも眼窩疾患のこともあります。
(ガンカシッカン)
鼻涙管というところが悪いこともあるし
その悪いにも膿瘍、腫瘍、感染、先天性など色々あります。
臼歯の不正咬合から発症することもあるので
なかなか原因が絞り込めないことも多いのです。
治療が長期にわたることも多く、
かといって油断しているとみるみる悪化してしまうこともあり
非常に悩ましい疾患です。
これには治療計画が重要です。
画像検査(レントゲンやときにCT)や微生物学検査を
組み合わせて
できる限り負担のないような治療計画を相談してください。