エキゾチックと呼ばれる小動物の分野では
飼育環境の情報が欠かせません。
そういえば近年エキゾチックアニマルという言葉が
イベントなどでも広く用いられるようになってきましたが
獣医学分野では犬猫以外の飼養動物を指すことが多いので
すなわちウサギやセキセイインコもエキゾチックです。
だから即売会イベントでイメージされそうな
ミーアキャットやテンレック、ショウガラゴとかだけが
エキゾチックではありません。(もちろんこれらも診ますが)
話戻りましてこのエキゾチックの分野では
ちゃんと正しい環境で飼われているかが
重要で、間違っていると
病気の引き金になってしまうことがあるのです。
現在ではショップで購入した場合は
必ず説明義務がなされています。
ただ、ときが進んで高齢個体や持病をもったコでは
飼育環境にテコ入れが必要なこともあります。
ひと昔前は
どんな環境で飼っていますか?と
病院で図示してもらうことが多かったのですが
オリジナリティーあふれる画力の方もいらして
ときに伝わりにくかった
なんてこともありました。
今では写真一枚で情報がグンと多くなりますので
ぜひやっておいてもらうといいと思います。
気になる症状がとらえられれば
動画でもいいですね。