環境がガラッと変わった時のことを考えてみましょう。
今まで慣れていた場所から新しい場所へ。
それが人の目にはグレードアップしている環境だとしても
動物たちにはそうとは限らないことがあります。
免疫低下を引き起こし様々な疾患が多発します。
その第一がお店からおうちへ来たとき。
家族にとっては皮肉な話ですが
そういうことがやっぱりあるのです。
イヌやネコでは下痢をしたり吐いたりしてしまうことがあります。
小動物では食欲不振。
仔ウサギや仔チンチラでは下痢はときに致命的です。
セキセイインコではメガバクテリア。
これも外側からは見えませんから非常に難儀です。
そして皮膚病。
ウサギでは梅毒。
モルモットではハジラミ類が多いです。
チンチラは皮膚糸状菌症。カビですね。
見るからに皮膚病だっていうコをお店は出すはずもないですから
上記のようなメカニズムで
おうちに来てから病気が発生することがあるのです。
眼の周り、口の周り、前あし、耳周り。
このあたりになんか変と感じたら
早めに受診してください。
皮膚糸状菌症はさほど怖くはないとされていますが
動物種を越えて感染するのが非常に厄介です。
そして
ヒトにもうつります!