BUNNY GRASSです。
はちゅブログ更新しています。
https://bunny-grass-reptiles.com/
全国的に生体の展示即売会というのが増えています。
生体通販(両生類と魚類はのぞく)が禁止されている昨今、
都市部で生体販売ができるというのは
ショップ側にもメリットはあるでしょう。
爬虫類だけではなくて
デグーやチンチラ、ウサギやフェレット
ハムスターや鳥の仲間もいたりします。
生体を置くことに意見がいろいろあるみたいですが
色々あって当然かなと思います。
そっちのほうが健全ではないでしょうか。
獣医師としてはどんな売り方、買い方をしたとしても
病気に対するケアは
厳重であってほしいと思います。
具体的には
低温曝露。
急激な環境温度の変化は生体に甚大な
ダメージを与えます。
変温動物の爬虫類はもちろんのこと、
鳥やハムスターなどは温度変化に身体がついていきません。
潜在性に感染している疾患の発症。
これはショップ側へのクレームにもなりやすいのですが
どうしてもミクロな病原体は
感染しているかどうかは見た目ではわからないので
移動などのストレスがかかりすぎると
抑えられていた病気が抑えきれなくなって
発症してしまうことがあるのです。
皮膚糸状菌症やメガバクテリア、ウサギ梅毒に
トリコモナス、ジアルジアなどが多いです。
爬虫類ではWCの個体に寄生虫が多いとされていますが
CB個体だって例外ではありませんので
注意が必要です。