この時期換羽を迎えている鳥たちがたくさんいます。
羽繕いの頻度が多くなるので
これを見て
「かゆがっている」
と思われて来院するケースもあります。
はねの鞘の部分が壊れて新しいはねが出てきますので
その鞘の残骸が
「フケが出ている」
と見なされてしまうこともあります。
かゆがっていてフケが出ていたら
そりゃあ皮膚病だと思われても仕方ありません。
でも正常ですから当然薬は不要です。
特にオカメインコでは粉綿羽という白い粉状の
はねが床や衣類についたりしますので
これも心配されることがありますが
正常所見です。バタン類やモモイロインコでも多いです。
黒い紙に載せてみました。