BUNNY GRASSです。
ウサギの避妊手術に取り組むときに
じつは病気になってたというのが
頻繁にあるため
こちらも緊張します。
術前検査で検出できる病変には限界があるため
いざ手術をしてみて初めて見つかるということがあるのです。
これも若いコの避妊手術。
子宮がなんだかおかしいです・・・・
これは子宮の内腔に膿がたまっていました。
子宮蓄膿症といって犬や猫ではよく知られた疾患です。
ところが犬猫で見られるような
多飲多尿
陰部排膿
白血球の上昇
食欲不振
などの代表的な症状、所見が
ウサギではほぼほぼ見られません。全くといっていいほど。
とても悩ましいのです。
これ、言い換えると
子宮の病気に関しては検査をしたので大丈夫
と言い切れないということでもあります。
でも検査が無駄ということでもないです。
ややこしいですが。
重症度、他の部位への波及、他の疾患の有無
これらを評価するうえでは検査は重要です。