動物たちの爪切りは
自然に摩耗されてくれるのが理想ですが
飼育環境下ではなかなか難しいものがあります。
伸びすぎて最も弊害になるのが
くるっと伸びすぎて自分の指に刺さってしまうケース。
小動物分野ではさほど多くなく、ネコでは見る機会があります。
でも当院ではネコは来院しませんから
見る機会があるのが
まずフクロモモンガ。
自咬症へ進行してしまうこともありますので
定期的なケアはしたいですね。
ブンチョウ。
クルッと回って当たり前の爪をしていますから
ケージの隙間に引っかかって身動き取れなくなる
なんてケースも過去にありました。
モルモット。
特に前肢は丸まりやすいのでマメに切りたいところ。
ウサギでは前肢の第一。親指ですね。
ここだけは他の爪と位置関係が異なりますので
最も折ってしまいやすいところです。
定期的なケアはぜひやってあげてください。