BUNNY GRASSです。
鳥の出血はハプニング的に起こることが多いです。
特に生え代わりの時期は羽の根っこにも血流はありますから
そこを損傷すると容易に出血します。
有名なのがオカメパニックと言われるやつですね。

尾羽でも損傷は起こります。
このような出血があった場合、とにかく早めの受診をおすすめします。
止まったと思ってもまた再出血の可能性は否定できません。
まずそれが第一です。
受診できない場合、
以下はあくまで一つの考え方です。
ネット上には教科書ガイドのような止血法が
それこそズラッと並んでいます。
こういうふうに鳥をおさえて
こんな道具を使って
さあ、止血!
うまくいけば言うことなしですが、
正直テクニックは必要です。
どれも保定が出来るということが大前提になっていますよね。
問題なのがもともと出血した原因がパニックなどの
異常興奮が起因の場合、
出血箇所を特定しようとして
鳥を追い回しては更に血圧が上昇し、
もっと出血してしまいかねません。
鳥の血液も凝固能をもっています。
重度肝不全でもない限り
血は止まることがほとんどです。
そのため思い切って何もしないのも一つの方法です。
その代わり徹底安静。
暗くしてしまうのも効果的です。
あくまで一例です。そして受診を推奨しています。
爪切りで出血させてしまった場合、
古来から「線香の火で焼く」というのが知られています。
消毒にもなるというのが理由らしいですが
煙の吸飲や火傷のおそれがあります。
私の鳥の獣医療における師と仰ぐ先生は
「爪切りを失敗する人にさらに焼くなんて細かい処置ができるとは思えない」
と言っていました。真理とも思いました。
posted by BUNNY GRASS at 00:00|
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