今年は過去最高と言っていいくらい
治療する機会が多くなっています。
それが鳥(特にセキセイインコ)
の疥癬。
ヒゼンダニ類の感染症です。
ロウ膜やあしなど羽毛のない場所へ
感染することが多いのが特徴です。
このダニは肉眼では見えないので
顕微鏡で診断します。
ガビガビしているのが特徴的な病変です。
このダニは厳密には体表ではなくて
その下へ、中へ皮膚を破って侵入していきます。
モグラが穴を掘って移動する様なのと同じ感じです。
だからとても痒いのです。
痛みすらあるかもしれません。
これはもう一刻も早く治療してあげましょう。