2023年12月12日

臼歯の不正咬合はカッターのように (12/12 ウサギ)

BUNNY GRASSです。







ウサギの臼歯不正咬合。

毎日必ず診察機会があります。




歯の形状は個々によって異なることがほとんどで

何番目の歯を何センチ何度の角度で切って・・・

などと決まった治療を当てはめるのは難しいのです。







ただ、傾向はあります。

特に上顎の臼歯、上の奥歯ですね。

これらはほっぺに向かって鋭い先端が伸びていくので

そこを見つけて治療をするのです。








こういうのです。



P1240862.JPG






これは右の上の奥歯。左に向かってとんがっています。









P1240862 - コピー.JPG




この先端が口を動かせば動かすほど

ザクザクっと粘膜を切っていきますので

ウサギは痛くて食べることができません。






これらは薬での治療はできませんから

必ず口の中のチェックは必要なのです。







posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする