知られているわりに軽視されがちな病気があります。
その代表格がウサギのスナッフル。
スナッフルとは病名ではないのですが
くしゃみや鼻水などの総称と
とらえてもらっても差し支えないでしょう。
顏のアップ。
鼻水そのものは観察できなくても
このように痕跡がわかります。
こんなケースでは症状が激しく観察されなくても
今後進行していくことがありますので
要警戒です。
ウサギの呼吸器疾患は進行してしまうと
治療が非常に困難です。
内服を飲ませるだけでもそのアクションで
さらに呼吸が苦しくなってしまうことも
ありえますし、食欲不振が発症すると
さらに重篤になってしまいます。
早期治療こそがとても大切な疾患です。