2024年03月02日

このこのおくばは (3/2 モルモット)

BUNNY GRASSです。









臼歯の不正咬合はウサギだけでなく

モルモットでもよく見られます。

モルモットは顎関節の構造上、

口を大きく開くことができないので

診断がとても難しいのです。

診断が難しければ治療だって同様です。




病名のポピュラーな感じから

治療は普通に行われているとイメージされているのかもしれませんが

はっきり言って本当に難しいです。





でも代替の治療法はありませんから

やらなくてはいけません。





P1260692.JPG






こうやってのぞきます。

下の一番目の歯が内側にアーチをえがいているように

伸びているのが分かるでしょうか。

これを通称ブリッジと呼び、

モルモットの不正咬合でよくみられる形状です。

こうなるとベロを動かすことが制限されますから

モルモットの口の動きに異常を感じると思います。




これも外観からはわかりませんから

定期的に病院でチェックを受けてもらうといいでしょう。






posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | Small Mammal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする