2024年03月15日

ひきつづき膿瘍 (3/15 ウサギ)

BUNNY GRASSです。








昨日に続いてウサギの膿瘍です。









P1270077.JPG






これはあごにできた膿瘍。

見ての通り、膿の性状がとても固く

もはや流動性はありません。





このかたさが薬が効きにくい一因です。




さらにこの膿を包む壁(膿瘍壁)が

分厚くなっているので薬が届きにくいのです。





さらにウサギはこの膿の元凶たるバクテリアを

やっつける抗生物質の使用できる種類が限られています。





さらにウサギの身体は薬の濃度が上がりにくいと言われています。

つまり、犬猫と同じ量を服用しても全然効かないということです。





そうなると物理的に排出させるという方法を

組み合わせたりする必要がありますが

その方法は一様ではありません。

治療スタート時に方針をしっかりと相談して

取り組まれることをおススメします。








posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする