2024年03月23日

皮膚のできものは (3/23 ウサギ)

BUNNY GRASSです。











皮膚にできものができた






というのはもう、まいにち遭遇します。

できもの

というのは病名ではありませんから

それがなんなのか、何で構成されているのか

なかに何が入っているのか

このような点を分析しながら

治療法を考えていかなくてはいけません。




悪性のガンなのか

膿が貯留した膿瘍なのか

これだけでも治療法はガラッと変わります。







P1270217.JPG





これは首のそばにできたものですね。

健診で偶発的に見つかることもあります。








放っておかれがちな注意したいポイントは。




1、多くのケースで痛みはありません。

また、痛くないことが放っておいていいことにはなりません。




2,小さいからといって大丈夫でないこともあります。

小さくてもガン、大きくても良性

ということは珍しいことではありません。



3,良性だとしても害になることがあります。

この写真のケースのように表面が壊れると

出血します。

できものからの出血は止まりにくい傾向があります。








いっぽうで

なんでもかんでも手術して摘出すればいいわけでもありません。




ウサギのためにしっかりと治療方針を相談して

目的のある検診にしてあげてください。








posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする