皮膚にできものができた
というのはもう、まいにち遭遇します。
できもの
というのは病名ではありませんから
それがなんなのか、何で構成されているのか
なかに何が入っているのか
このような点を分析しながら
治療法を考えていかなくてはいけません。
悪性のガンなのか
膿が貯留した膿瘍なのか
これだけでも治療法はガラッと変わります。
これは首のそばにできたものですね。
健診で偶発的に見つかることもあります。
放っておかれがちな注意したいポイントは。
1、多くのケースで痛みはありません。
また、痛くないことが放っておいていいことにはなりません。
2,小さいからといって大丈夫でないこともあります。
小さくてもガン、大きくても良性
ということは珍しいことではありません。
3,良性だとしても害になることがあります。
この写真のケースのように表面が壊れると
出血します。
できものからの出血は止まりにくい傾向があります。
いっぽうで
なんでもかんでも手術して摘出すればいいわけでもありません。
ウサギのためにしっかりと治療方針を相談して
目的のある検診にしてあげてください。