ウサギの臼歯の不正咬合の治療は
伸びすぎてしまった歯を何らかの方法で処置する
というのが主たる目的。
これはどんなケースでもまごうことなき事実なのですが
とにかくその方法が千差万別。
ふたりと全く同じケースが存在しないのです。
伸びている歯の本数、長さ、向き、角度、太さ、位置。
ウサギの年齢、基礎疾患、性格、品種、大きさ、現症状。
いろいろなファクターを考慮して
治療方法を決定していきます。
以前は
無麻酔で切ることができるのが
いい治療!
なんていう風潮が一般にありましたが
必ずしもそんなことはありません。
歯根部への負担や今後再発する可能性を考慮して
麻酔下で丁寧に治療するのも
より良い方法だったりもします。
必ず相談のもと、進めていきます。
もちろん家族の意向も重要ですから。
さあ、この歯をどう治療しますか?