2024年04月05日

治療プログラムが大切 (4/5 ウサギ)

BUNNY GRASSです。









ウサギ梅毒。トレポネーマ症とも呼ばれます。

特殊な菌が感染するので

じつはきっちりとした診断は難しい病気です。


病変部は顔周囲に多いのですが

おしりや生殖器にも波及しやすいです。












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これらはすべて梅毒の症例でした。

みんな似ていますが必ずしも





おしりが赤いイコール梅毒





とはなりませんのでそこは注意。





この春に引っ越されてきて

多いケースが




「治ることは治るが度々繰り返すことがある」





というもの。






トレポネーマというやつは

最初の投薬が多少アバウトでも

そこそこの反応が見られます。

病変部がキレイになっていくのです。



ここが落とし穴ポイント。



見た目が良さそうに見えても

じつは治りきってないというケースが多いのです。




それほど怖い病気には感じられないかもしれませんが

根治を目指すには

治療プログラムをしっかり組み立てる必要があります。




意外に多い一回の投薬量。

意外に多い投薬期間。




これを遵守すれば怖い病気ではありません。








posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする