BUNNY GRASSです。
ウサギのあごが湿っていた場合、
いろいろな異常が考えられます。
その中でも代表格を。
ひとつは異常ではないという場合。
下顎腺という臭腺がありますので
ちょっと湿っているのは正常です。
これが個体によっては
けっこう幅があるので
じつはわかりにくいかもしれません。
正常ですのでもちろん治療は必要ありません。
そして本当に異常の場合。
アップすぎてわかりにくいかもしれませんが
ウサギの下あごです。びちゃびちゃですね。
この場合は臼歯の不正咬合が
疑う疾患の筆頭です。
奥歯のかみ合わせが悪いと
よだれが大量に出ます。
このびちゃびちゃはよだれなのです。
ウサギの不正咬合は
今やWEB上でも情報が飛び交っていますが
その病状は一様ではありません。
食欲不振にならないケースも
歯の位置や長さ形によってはありえるのです。
この場合は
食べているからと
放置してしまうと根尖膿瘍や湿性皮膚炎を
容易に引き起こしてしまいかねませんので
注意が必要です。