日常的に実施されるウサギの血液検査。
外観上にはっきりとした症状を出さないウサギでは
非常に重要な検査です。
食欲不振といっても
その原因となる病気は本当にさまざまで、
病気によって治療が異なるというのは
ふつうのことですよね。
でも
肝臓疾患なら犬ならこういう症状が出る
腎不全なら猫ならこういう症状が出る
という感じで教科書にも記載されていますが
これがウサギだと本当に乏しくて
病気を突き止めるための手掛かりがないのです。
元気がないのは年齢のせいではなくて
肝臓の病気かもしれません。
痩せていってるのは
どこかに腫瘍ができているかもしれません。
うっ滞の治療に反応が乏しいのは
貧血が進行しているからかもしれません。
見えないものを見つける
というのに血液検査は有用です。