子宮疾患のみつかりかた （3/24 ウサギ）

BUNNY GRASSです。






ウサギの子宮疾患でじつは珍しくないのですが

意外と知られていない

当院で多く診るケースを紹介します。

文字だけですので頭の中でイメージしてください。





このケースの場合、まず有名な症状がありません。

血尿（不正出血）や呼吸速迫などですね。

元気いっぱい、食欲旺盛です。

（でも私どもの目から見るともうあやしいです）




「お店に爪切りに行ったら肥満と言われた」

と減量相談したいと来院されることがあります。




よーーーーーーーーーく

ウサギを観察すると

通常の肥満と異なる点がちらほら。




たしかにおなかは大きいです。

でも腰の骨が浮いて見えています。

実際に触るとごつごつしています。

痩せているのですね。




肥満なの？痩せているの？




このカラクリ。





子宮が大きすぎて重さでおなかが

だらんと垂れ下がっているのです。

肥満ではないです、子宮が大きい腹部膨満です。




そして子宮の病気が大きいと

筋肉がうすくなりがち。

余計にだらんとしてしまうのです。






顔つきもどこか違っていたりするのですが

これはもう

たくさん診ていないと分からないと思います。