2017年04月18日

うっ滞と言われるやつら (4/18 ウサギ)

BUNNY GRASSです。





この二日間、異様にウサギの食欲不振の診察件数が多いです・・





暖かくなってもそれは小さな動物にとっては




「急激な温度差」となって体に負担をかけてしまうのか・・・??



これも残念ながら証明することはできません。




大切なのは今の症状を見逃さず、治療に取り組むことです。




見逃さずというのが大切です。




いつから食べていないのか、全く食べないのか、




少しは食べるのか?




飼い主さんが見て、伝えてもらわなくてはいけません。






さて、診察です。





「ウサギがごはんを〇〇〇〇」といって来院しました。





レントゲンパシャリ。





ウサレント.jpg



さあ、どうでしょう。横向きの写真です。頭は左です。







ウサレント - コピー.jpg



赤丸がだいたい胃の部分です。




さあ、重要。




胃の中にはごはんがたくさん入っています。




よく食べてはいるのかなー?




そこで冒頭へ戻る。




「ウサギがごはんを全く食べません!」




これが来院の理由です。




食べていないのに胃の中にご飯が入っている・・・・





よくあります。毎日診ます。




この胃の中のごはんは、



知らないうちにこっそり食べていたわけではなく、




過去に食べたものが胃の中から流れ出ていないことを意味します。




必ずしも食欲不振でガスが溜まったりするわけではないのです。




この場合は速やかに治療をスタートしなくてはいけません。




このように、本来は常時動いている消化管を




静止画(レントゲン)で判断するのは難しいんですね。









さて、長々と何が言いたいのかというと



このレントゲンだけ見せられても診断はほぼ不可能です。



「食べていない」という情報があってこそ検査が生きてくるのです。



だからウサギの病気の治療は診察室がスタートなのではなく



症状を見せた自宅から始まっています。



自宅でどれだけ観察しているかがとても重要なのです。





posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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