2018年06月13日

急性胃拡張の治療 (6/13 ウサギ)

BUNNY GRASSです。








ウサギの急性胃拡張は

食欲廃絶・排便停止・体温低下・循環不全など

非常に重篤な症状を起こします。







P1090044.JPG





赤円で示すように胃が腹部の大部分を占めるくらいに広がって

矢印のように強い圧迫が加わります。









治療は病院・獣医師によって様々ですが
(当院ではこの疾患はどの獣医師が診ても必ず同じ治療です)



痛みの緩和

循環の改善

細菌増殖の抑制




このあたりが絶対に必要な治療と言えるでしょう。

これらは家庭内で取り組むことは難しいので

やはり受診が推奨されます。





緊急で家庭内でできることは?




よく聞かれますし、気持ちもわかります。

ただ、そこに診断がないのでこれをやっておいてというのは難しいのです。

強制給餌や常備薬の投与が知られているようですが

循環が悪い状態だと口を動かすことすらできず、誤嚥の可能性もあります。
(このあたりが一般的なうったい病態と異なるところです)





そこで、当院では以前から保温の徹底を推奨しています。

体温が低下すると循環も悪くなります。

低血糖から脳障害も起こりえますからそれを未然に防ぐためでもあります。

保温しただけで回復したケースもあります!




ただし、繰り返しますが

やはり重篤な疾患ですからなるべく早めに受診を推奨します。

続発性の肝不全や腎不全を潜在的に抱えるケースがあるからです。









posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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