2019年07月05日

犬猫とは異なる子宮疾患 (7/5 ウサギ)

BUNNY GRASSです。










先日大学の講義でウサギの病気のことを話してきましたが

特に時間を割いて覚えておいてほしいと

訴えたのがウサギの生殖器疾患です。






なぜなら学生が日常の大学の講義のメインとなっている

犬猫の生殖器疾患とは異なる点が多いからです。










P1100138.JPG




ウサギの子宮ガンは何度もとりあげていますが

じつは犬猫ではめったに遭遇することはありません。




犬や猫では子宮に膿がたまる蓄膿症というのが多いのです。

これらの症状としては


多飲多尿

元気消失

発熱

食欲不振

嘔吐

などが代表的なものです。




ところがウサギの子宮疾患では

それらの症状が出ることはあまりありません。



また、犬の子宮蓄膿症では

血液検査にて白血球とか炎症マーカーが

上昇することが知られていますが

ウサギではやはりそのような変化はありません。








毎年血液検査をして正常を確認しているので・・・







という方が時々いらっしゃいますが

上記の理由からすると血液検査は

子宮疾患のモニターにはなりきれないということです。
(他の病気の検出にはとっても大事です)

むしろ貧血や肝障害などが検出されたら

すでに転移をしてしまっている可能性すらあります。




ぜひ知っておいて頂けたらと思います。







posted by BUNNY GRASS at 00:00| Comment(0) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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