寒さのせいか顕著に急患が増えています。
小動物の中でも小さい種類、
デグー、ハムスター、フクロモモンガ、小鳥などは
低温にさらされることによって
命に関わる事態になることがあります。
哺乳類と鳥類は自分で体温調節するから・・・
(これは確かに事実ですけども)
などというのは過信しない方がいいでしょう。
さて、寒くなってくると
ちょっと増えてくるのが尿石症。
文字通り尿の通り道に石ができるのですが
どこにできているかを把握するのがとても重要。

ウサギの結石での特徴はカルシウムが主体なので
ほぼ100%レントゲン検査で見つけることができます。
写真は膀胱結石。
ウサギの結石で最もよく見られるものです。
これは相当大きい例です。
膀胱結石は動物種や石の成分の種類によって
治療法がガラッと変わってきます。