ウサギの去勢手術は女の子の避妊手術と並び
毎月の件数が多い手術です。
その必要性はいろいろな媒体で説明されていますが
病気の予防や繁殖の抑制などの
メジャーな目的以外に
その必要性を感じる機会に日々遭遇します。
これは若いコの精巣。
多くのケースでは陰嚢やその付近を切開し、
精巣だけを摘出する方法がとられます。
しかし、加齢にともなって陰嚢がたるんでくると
(これは精巣腫瘍とは違います)
食糞行動の障害となって
お尻周りがとても汚れてしまうことがあります。
こうなるとキレイにしても繰り返してしまいます。
解決には陰嚢ごとの去勢手術ですが
高齢になってくるとリスクをより考えなくてはいけません。
これはあまり情報がないみたいなので
(獣医学書にもありませんでした)
診察室で相談してください。
先日FIPの84日間に及んだ毎朝の注射を
無事に終えてめでたく回復しました。
今は経過観察中で
順調に行けば次は去勢をします。
うちの子たちは進藤先生始め
猫たちもとても素晴らしい先生との出会いがありまして
感謝です
今後の保護猫活動がいよいよ本格的に始動できそうです