臼歯が伸びてしまう診療の多い動物は
ウサギ、チンチラ、モルモット
そしてデグー。
150〜300gぐらいしかない身体で
不正咬合が発症してしまうと
治療はとても大変です。
道具を使ってのぞきこみます。
これだけでも簡単ではありません。
上に見えている黄色っぽいのが切歯です。
いかに小さなエリアかがわかるかと思います。
ここにポーンと変な伸び方をしている歯がありますね。
右下顎第一臼歯の過長
ということになります。
これを切断するのですが
非常に細かい操作になるので
いつも神経すり減らせています。
ちなみに無麻酔での治療です。
私も年末に猫に噛まれて化膿した箇所を切開して
排膿する際
完全に炎症しまくっている箇所に何回も麻酔を注射され
覚悟はしていましたが
まさかの痛さに本気で叫びました🥲
小さいクリニックだったので待合室にも叫び声が
ダダ漏れでした…
麻酔が死ぬ程痛い上に炎症が酷すぎて麻酔も効かず
追加の追加をされました。
なのに切開はほんの数cm。だったら麻酔もう無しで
思い切って一瞬で切開しちゃって下さい!と頼んでみましたが
無理と言われました😂