今回は診察室ではなくて
他の獣医師からたずねられることです。
「ウサギの臼歯の写真はどうやって撮っているんですか?」
昔からよーくきかれます。
確かに獣医学書の写真は
全身麻酔下の完全不動化した状態ですね。
この写真だけ見ても
無麻酔での処置は難しいのではないかと思います。
でも残念ながらそんなにコツはないです。
力技です。
といっても力を入れてはいけないウサギの保定ですから
保定者(当院では全員出来る)との
連携が超々重要です。
ブレても歯の異常はわかりますよね。
家族に理解してもらうためにも
獣医師で共有するためにも
(うちの病院はこの点にすごーく厳しいです)
できる限り写真に残せるといいかと思っています。
それでも写真撮影が目的になってしまってはいけません。
あくまで最適な治療のためです。