ウサギの口腔内って簡単じゃないんです。
不正咬合はウサギ獣医師なら
誰もが知っている病気です。
治療法も知っています。
今や飼主さんたちだって知っていると思います。
でもまだまだ分からないケースも多い。
だいたいのケースで
伸びた歯の先端がベロとか頬の粘膜とかを
傷つけてしまって
症状が出ます。
だから歯を切れば
傷つけなくなるのだから
すみやかに治っていきます。
物理的な問題なわけですね。
○○菌が〜○○に感染して〜
とかではないのです。
でもこれ。
ベロに大きな潰瘍ができています。痛いです。
?????
ここに歯はないのです。
なんで傷ができたのか
全く不明です。
こういう場合は典型的な治療が
まるで通用しなかったりしますので
作戦を立てていく必要があります。