ブンチョウやキンカチョウなどの仲間で多いのは
ときに繊維状のものが足に絡んでしまう
絞扼事故
なるものが発生します。
あしにひもが絡まって
ぎゅーーーーーーーーっと
締まっていってしまい
血行が遮断されて
先端が壊死してしまう現象です。
カモメやサギなどの釣り糸に絡まる事故を
ニュースで見たことがある方もいるでしょう。
あれです。
これ、進行してしまうと治すすべがありません。
とにかく早期対策が必要なのです。
ケージ内に繊維なんてないよ
と思われても注意が必要。
放鳥中に部屋の中に何かあるかもしれません。
過去によくあったものでは
家族の髪の毛
なんてこともありました。
一例二例ではなく、もはや多いくらいです。
インコ類でも起きますがフィンチ類の方が
発見が遅れてしまう例が多い傾向です。(当院の場合)
普段からよーく観察してください。
保定ができなくても見ることは可能です。
異変と思ったらすぐに受診をおすすめします。