2019年02月16日

なぜか今多い (2/16 ウサギ)

BUNNY GRASSです。









ここのところ夜間看護だけでなく

緊急手術も続いています。

出血をしているようなケースはもちろんのこと、

小動物は病気の進行がとても早いので

ゆっくり手術日程を組んでいる場合ではないことが多いのです。










本来季節性はないはずなのですが

続いているのがウサギの子宮疾患。

日常生活を問題なく過ごせている場合でも

じつはおなかの中で病気は進んでいて

あっという間に症状が出現、危険な状態になることも

決して少なくありません。









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出血が止まらなくて緊急手術になったウサギの子宮です。

もはや原型をとどめていません。

こういう場合は出血の原因である子宮を

全身麻酔下で摘出しなくてはいけません。










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子宮の一部が破裂していました。

本当に間一髪でした。









ただし、手術自体が成功しても

これで終わりではないのです。

もし、この子宮がガンならば

破裂部分からガン細胞がおなかの中に散らばってしまったかもしれません。

今後も経過観察が必須になってきます。






あと、





このコは4歳に達していません。








当院の実績では

罹患するのに珍しい年齢ではないです。






















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2019年02月15日

ウサギの臼歯いろいろ (2/15 ウサギ)

BUNNY GRASSです。








ウサギの臼歯不正咬合は

治療方法について問い合わせの多い疾患の一つです。






ただ、病気の状態はそれぞれなので

なんともいえない

診てみないとわからない

というのが正直なところです。










よくあるパターンはこれです。

これは無麻酔。






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ここがマズイ。

舌を切り裂いてしまいます。










ここをカット。



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これもウサギの性格だったり、持病の有無などで

方法は変わってきます。









難しいパターン。これは麻酔下。



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ここです。

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先端はとがってはいませんが

太いまま伸びていますね。











P1080178 - コピー (2).JPG





ここを切りたいところですが

太い歯を切断する時は根尖部への負担を考えなくてはいけません。

顎の骨が割れてしまうこともあるので

私が使用している歯を切る道具のメーカーは
(その道具を開発した先生も!)
太い歯の切断を推奨していません。

なので当院はそれに従って

このような歯は麻酔下で研磨しています。






歯の治療法は病院によって方針が様々です。







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2019年02月12日

歯科処置七つ道具 (2/12 ウサギ)

BUNNY GRASSです。








ウサギの歯科処置は毎日のように実施しております。

チンチラ、モルモット、デグーも多いです。

リスやハムスターもけっこうあります。






イヌやネコの歯科診療と大きく異なるのは

歯が伸びてしまうのを
(正確には摩耗していない歯を)

正常に、もしくは障害がないように

整える処置が多いということです。

歯を切断したり、研磨したりするのは

イヌやネコでは決して日常的ではないでしょう。
(あるにはありますが)








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当院での歯科処置用器具、七つ道具です。
(七つではないかもしれない)

ウサギやげっ歯類専用の道具もあるし、

犬猫用もしくはヒト用を用いたりします。

これは動物病院によっても

獣医師によっても異なると思います。







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