2020年07月09日

不正咬合であまり知られていないやつ (7/9 ウサギ)

BUNNY GRASSです。











毎日診る機会のあるウサギの不正咬合。





よだれとか食欲不振とか口をクチャクチャする(歯ぎしり)

などの症状が著名ですが

その主たる原因は






過剰に伸びた歯が口の中を傷つけている





ことから出てくる症状です。

痛かったり、気になったりしているわけですね。





ところが傷つけてるわけですから

ひどいとこうなってしまうことがあります。





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舌がザックリ切れて大出血。







これは緊急処置が必要になります。

小型のネザーだったりは出血量がときに危険な量に達します。









私が感じるに、

ネットや飼育書などでは病害をソフトに書きすぎではないかと思ってます。

不正咬合は本来とても怖い病気なのです。










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2020年07月04日

切歯の咬み合わせ (7/4 ウサギ)

BUNNY GRASSです。










この時期だからとはゆえ、

気候が不安定ですね・・・

急な食欲不振にご注意ください。









さて、不正咬合。

重症化しやすい臼歯の不正咬合が

獣医療の教科書では多く語られがちですが

切歯もあります。

こちらの方が観察しやすいので有名かもしれません。

その中でも将来的な要注意がコレ。








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咬み合ってる・・・?





注目すべきは上下の歯の長さではありません。

下の歯の先端がどこに位置するかです。

これは上の歯に当たっていますね。

本来はこの位置ではないのです。





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正常ならば小さな第二臼歯のちょっと前に先端が来ます。

矢印の部分に来るのが正常です。

ただ、この上下が当たっている状態は

使い続けることに支障はありませんので全く健康に過ごせます。





なにが注意かというと

時間が経ってから
(数年単位のことが多いです)

少しずつ咬み合わせがずれてきたり

臼歯もずれてきたり

アゴの骨の中に埋まっている

歯根に病気が発生したりすることがあるのです。





普段は通常となんら変わらなく過ごせますが

定期的なチェックはしてもらった方が良いと思います。






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2020年07月01日

ウサギの盲腸の異常 (7/1 ウサギ)

BUNNY GRASSです。












まだまだ気温が不安定です。

食欲には気を付けてください。












食べないウサギ。





盲腸.jpg







でっかい盲腸を中心にガスが大量に貯留してしまってます。







これには基礎疾患があることが多く、

全身をくまなく検査する必要があります。






このケースでは臼歯がひどい状態でした。





治療すると






盲腸治療後.jpg






ガスが消失して元気になりました!





この病気、治療反応に個体差が非常に大きいと感じています。

治療方針をしっかりと相談して頂けるといいと思います。







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