2020年01月24日

難解な歯 (1/24 ウサギ)

BUNNY GRASSです。










ここのところウサギの難しい歯が続いています。





そもそも歯科疾患は毎日必ず遭遇するほど

発症数の多い疾患ですが

一例一例すべてが異なるため

治療法も苦慮することがあるのです。








これは麻酔をかけた状態でのぞいています。




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視界が狭い・・・・












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今日はここに注目。






下あごの歯は通常内側へ、すなわちベロに向かって

伸びていきます。伸びすぎるとベロを傷つけてしまうのです。

そのベロ。



写真のように血管が非常に豊富です。

伸びた歯がここを切ってしまうと

当然大出血します。(さらには痛みが強い)

なので下顎臼歯が要注意と言われた場合は

定期的なチェックが望ましいです。









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臼歯自体はばらつきが多くて難しい歯でした。

これはきっちり研磨すれば

良好なことが多いです。















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2020年01月15日

新しくむかえたら D (1/15 ウサギ)

BUNNY GRASSです。








ちびウサギがたくさん来院しています。








皮膚の感染症である疥癬のチェックが終わったら

見ておきたいのは歯の並び。

特にネザーランドドワーフや

ホーランドロップなどの顔が丸っこい種類
(短頭種と呼ばれます)

は不正咬合の好発品種です。








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前歯の咬み合わせも重要。




ただし、あごの骨自体もまだ成長段階ですから

今後何回かにわたってチェックすることがオススメです。

幼少期は咬み合っていたのに

成長に従ってずれてきた・・・・

なんてこともあります。

これはお迎えの段階では分かりません。

もしずれてきても成長期なら矯正をかけることも

出来る場合があります。




ただ、あまりに小さい時は臼歯のチェックは

要注意。

検査器具であごを痛めてしまうこともあります。
(検査にもまだウサギが慣れていませんし)

せめて500グラムを超えたくらいでチェックした方が

無難だと思います。







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2020年01月11日

新しくむかえたら@ (1/11 ウサギ)

BUNNY GRASSです。











年末年始にペットショップに行って

新しく動物を迎えている

というおうちもたくさんあるでしょう。




この時期は病院も初回の健康診断や

幼若動物の診察機会が増えています。

幼少期はどの動物も抵抗力が弱く、

重篤になりやすいですから

迅速な対応が必要とされます。




今は愛護法の関係で購入時に説明を受けるようになっていますが

全ての病気を網羅できるわけではありません。

おうちに迎えてという環境変化がトリガーとなり

病気が発生してしまうこともあります。
(じつは幼少期はほとんどがそうです)




むかえてからは早めの健診をオススメします。





何回かにわたって早期健診の重用性をお話しします。






まずウサギ。

仔ウサギも大きくなったウサギもいろいろいます。

隠れた病気もじつは多いウサギですが

最初は皮膚疾患。







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皮膚につくダニです。

カイセンといって非常に痒みが強いのが特徴。

ですが、初期は分かりにくいのです。

顕微鏡でも見つけづらいダニの一種。

初期は食欲・元気さにも変化がありません。
(これが異変に気づきにくい理由の一つでもあります。)





一般に減少してきた病気とも言われていますが

まだまだ珍しくないと思います。
(当院では年末年始だけで3例いました)

ダニを見つけることさえできれば

今はとてもいい駆虫薬が出ていますので

怖いものではありません。



早めのチェックがいいと思います。












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