2025年11月11日

この不正咬合 (11/11 デグー)

BUNNY GRASSです。






デグーの臼歯不正咬合は

ウサギモルモットチンチラとかなり異なる印象です。





まず、ダメージが大きいことが多いです。

ただの食欲不振飲みにあらず、

口の中が大惨事になってしまっていることがあります。







PB110461.JPG







このケースでは覗き込んだだけで

すでに大出血しています。

早急な処置が必要だったため、

受診した判断は間違いありません。




そしてデグーのちょっといい点は

身体が小さいのに

思ったよりは口が大きく開くこと。

(それでもヒトや犬猫の様にはいきません)

モルモットとチンチラでは

この点はまったく不可能なのです。

そのため病変部が発見しやすいので

結果として治療までを迅速に達成できます。





身体が小さい



というのにもいろいろなポイントがあったりするのです。











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2025年11月10日

切歯の不正咬合 (11/10 ウサギ)

BUNNY GRASSです。





週末になると何頭も診察する機会がある

ウサギの切歯不正咬合。

伸びた歯をカットするだけと言ってしまえば

それだけなのですが

注意点はたくさんあります。








PB100439.JPG





例えばこれくらいのケース。

不正咬合には間違いありませんが

このズレだと最初から手を加えないこともあります。

今のうちから矯正をかけていく場合もあります。

本当に色々な方法がありますので

その時の診察一回の判断だけでなく、

先を見据えた方針をしっかり相談してもらえるといいと思います。



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2025年11月09日

セカンドオピニオンの現状 (11/9 ウサギ)

BUNNY GRASSです。






当院の患者様の中に

かかりつけで治らないのでセカンドオピニオンを

目的として来院される方がいます。






もちろん全力で診させていただいていますが

近々で多いのが






診断が間違っている

わけでなく、






治療が間違っている

わけでもなく、







治療が足りていない





というケースが圧倒的に多いです。





特にうっ滞という病態は

検査で明確に引っ掛かってこないこともあります。

そしてすぐには治らないこともあります。

今までは治っていた治療でも時間がかかることもあります。

治療の徹底というのを具体的にどうするべきか

という点でお話しさせて頂いています。





なので当院ではそのようなケースでは

治療方針として間違っていないのだから

かかりつけに戻って頂くことも珍しくありません。





どのようなケースでもご相談はさせて頂きますので

お気軽にご来院ください。








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