2018年06月11日

急性胃拡張の病態 (6/11 ウサギ)

BUNNY GRASSです。








多発しているウサギの急性胃拡張。

発症は突然です。前兆はほぼありません。

進行もとんでもないスピードのことが多いです。





突然の食欲不振。

排便停止。

眼がうつろ。

皮温の低下(耳が冷たい)。





これらの症状が重なった場合は病院へ行った方が良いと思います。

この急性胃拡張でなくても重篤な症状と考えられるからです。








P1090042.JPG








急性胃拡張のレントゲンです。

病態の進行把握のためには触診だけでは難しいと思います。










P1090042 - コピー.JPG





円が拡張した胃のライン。パンパンです。

矢印の方向へ膨らんでいくので苦しいのです。痛いのです。

そのうえまずいのが黄色やじるし。

この方向に大きな血管が走行していますから

そこを圧迫、せき止めてしまいます。

そのために全身の循環低下、血圧の低下が起こり

多臓器不全へと進行してしまうことが多いのです。










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2018年06月10日

ウサギの急性胃拡張 (6/10 ウサギ)

BUNNY GRASSです。








天気予報では葛飾区は今日明日の気温差12℃と出ています。

食欲チェックお願い致します。





今日は予告通りウサギの急性胃拡張についてです。

解説は色々な切り口がありますが

まずは病態と症状。









P1090045.JPG





これ正常な仰向けのレントゲン。








急性胃拡張はこうなる。





P1090043.JPG









ここがおかしくなります。




P1090043 - コピー.JPG





一番最初のレントゲンと比べてみてください。










赤丸が心臓。小さいですね。

黄色丸が胃。大きいですね。





「胃拡張に伴う循環不全、それによって検出される心陰影の縮小」です。








こうなるとウサギは動けません。

痛くて眼も虚ろになります。

動けたとしても

おなかをよじるように少しだけです。

食欲排便はありません。

血圧が低下するので体温も下がります。

よく言われる「耳が冷たい」はこの病気だとまずいのです。












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